160年たっても納得の「温泉番付」


日本人の温泉好きは今も江戸時代も同じ。当然、温泉ランキングもありました。東日本の温泉VS西日本の温泉というスタイルになっており、効能の高さによってランキングされました。

江戸時代の温泉番付「諸国温泉功能鑑」

これは1851年(嘉永4)に出版された温泉ランキング「諸国温泉功能鑑」。今でも温泉地として有名な熱海温泉が行司を務めています。上位にランクインしている温泉も現代人にもおなじみの有名温泉が続々。

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たとえば、最高位の「大関」は東が草津温泉、西が有馬温泉。「関脇」は東が那須湯本温泉、西が城崎温泉。ほかにも、別府温泉、下呂温泉、箱根湯本温泉といった有名どころの名が見えます。効能によりランキングされているため、温泉名のうえに効能が書かれているのも温泉番付の特徴です。

『東海道名所絵』「ハコ子湯治」(歌川国貞 画)
(『東海道名所絵』「ハコ子湯治」歌川国貞
東海道の名所を紹介した浮世絵シリーズのうち箱根温泉。箱根温泉は番付にもランクインする人気温泉地。温泉と美人は相性ばつぐん、ということで湯上り美人は浮世絵の題材として人気でした。(江戸の浮世絵・絵画特集は別記事で特集しています

1位はもちろんあの事件!「仇討ち番付」


なんと仇討ちまでランキングしています。

江戸時代の「仇討ち番付」

別格として行司を務めるのは「太閤山崎主仇討」。太閤・豊臣秀吉が主君・織田信長を討った明智光秀を倒した「山崎の戦い」のことです。興行主催者である勧進元には有名仇討ち「曾我兄弟仇討ち」が選ばれています。

ちなみに、日本人が大好きな赤穂浪士による仇討ち、いわゆる「忠臣蔵」はといいますと……堂々の1位に輝いています。忠臣蔵人気おそるべし。

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