現代人も”あるある”連発。「うそ」番付


見立番付には相撲番付のスタイルを模倣したもののほかに、芝居番付のスタイルをとった横長・上下2段タイプもありました。

江戸時代のうそ番付「うそくらべ見立評判記」

こちらの「うそくらべ見立評判記」も横長タイプの見立番付で、なんと「うそ」のランキングという変り種。「それ嘘だろ!」として、東の「大関」は「女なんてきらいだという若者」、西の「大関」は「早く死にたいという年寄り」。うん、なんだか今と変わりません。

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ほかにも「尼になりたいという娘」「惚れましたという茶屋女」「元値じゃという商人」「生きておりますという魚売り」「この女は愚僧の姪でござる」など現代人も思わず「あるある~」とうなづいてしまうような「うそ」がランクインしています。何百年たっても人間ってあんまり変わっていないんですね。

現代女性は激怒!?江戸時代の妻はこうあるべし「良妻・悪妻番付」


これまで紹介した番付とちょっと異なりカタイ番付もありました。

江戸時代の女子教訓書『女大学』にある良妻悪妻番付

これは良妻と悪妻をランキングしたものですが、江戸時代の女子教訓書『女大学』に書かれたお堅い道徳観をベースにしているため、現代女性が見たら激怒しそうです。ちなみにこの番付は「東西」の分けではなく、「白(よい妻)」と「黒(悪い妻)」に分けてランキング。

ホワイト妻の1位は「万事主の指図を請ける女房」、ブラック妻の1位は「ヤキモチ焼きの女房」となっております。白の方の女房は、貞操を守り、子どもには行儀を教え、家業を手伝い、亭主にさからわず……とまぁ、正直、「絵に描いた嫁」です。ブラック女房には、亭主の悪口を言ったり、おしゃべり好きだったり、トレンドを追いたがる女性がランキングされています。

ランキングされたのは女房だけではありません。亭主のランキングもありました。

江戸時代の亭主番付

東が「善の方亭主」、西が「悪の方亭主」となっており、良い亭主の1位は「奉公人を取り立てて店を出せる亭主」、悪い亭主の1位は「養子先の家名を潰す亭主」。

そのほか、よい亭主は「健康に気をつかって長寿な亭主」「酒をのんでごきげんな亭主」だそうです。逆に「妻の尻に敷かれる亭主」や「じじむさい亭主」なんかは「悪」らしい。江戸時代は、女性だけでなく男性にもなかなか手厳しいですねぇ。

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投稿日: 投稿日:カテゴリ:カテゴリー 雑学、ネタ,

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