今日はなにを食べようか?バラエティ豊かな蕎麦屋のメニュー


現代の蕎麦屋のメニューはとってもバラエティ豊か。てんぷら蕎麦にカレー蕎麦はレギュラーメニューとして、立ち食い蕎麦屋のなかにはフライドポテトをトッピングした蕎麦なんかもあります。

江戸の蕎麦屋はどんなメニューだったのか?江戸時代末期の風俗を記した随筆『守貞謾稿』に当時の蕎麦屋のメニューが残されているのでちょっと見てみましょう。

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~おしながき~ ※1文=20円で計算
そば
16文(約320円)
うどん
16文(約320円)
あられ
かけ蕎麦の上に海苔を敷き、あおやぎの小柱を散らしたもの 24文(約480円)
花まき
蕎麦の上にふんだんに海苔を散らしたもの 24文(約480円)
けいらん
玉子でとじた蕎麦もしくはうどん 32文(約640円)
しっぽく
蕎麦もしくはうどんの上に玉子焼き、かまぼこ、しいたけなどをのせたもの 24文(約480円)
あんぺい
しっぽくに葛醤油をかけたもの 24文(約480円)
てんぷら
芝えびのてんぷらをのせたもの 32文(約640円)
御前大せいろ
通称の蕎麦より高品質で量も多い 48文(約960円)
上酒一合
40文(約800円)

おいしそうなメニューがズラリ!値段もお手頃。しかもお酒まであったんですね。今と同じく蕎麦を待つ間にちょっと一杯、という感じだったのでしょう。

ちなみに、蕎麦やうどんなど麺類を出す店の看板はこんな感じでした。

江戸時代の蕎麦屋の看板(『諸国道中金の草鞋』より)
(『諸国道中金の草鞋』より)
蕎麦を勢いよくすすっている男性の上にある、ヒラヒラがたくさんついたものが麺類を出す店の看板。拡大すると、

江戸時代の蕎麦屋の看板(『諸国道中金の草鞋』より)

これです。このタイプの看板は江戸時代後期には江戸ではあまり見られなくなったとか。蕎麦屋の看板はほかに、軒下に吊るすタイプや店頭に置くタイプ、行灯タイプなどがありました。

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