梨は江戸時代も夏の旬味 今日の一枚 #14

  • 更新日:2019年7月4日
  • 公開日:2019年7月4日

本日の一枚は、7月4日「梨の日」にちなんで梨を収穫中の梨農家さん。

『江戸名所図会』(20)より(齋藤月岑 編/長谷川雪旦 画)
『江戸名所図会』(20)より(齋藤月岑 編/長谷川雪旦 画)
本日7月4日は梨の日。みずみずしい果肉がおいしい梨は古くから日本で栽培が始められ、江戸時代には150以上もの品種があったそう。

こちらは江戸近郊のガイドブック『江戸名所図会』に描かれた現代の千葉県市川市八幡の梨園のようす。棚仕立で栽培されている梨の実を今まさに収穫している女性の足元には「梨ゲタ」と呼ばれる歯の高い独特のゲタが見えます。

画面中央下ではキセルをくわえた男性が収穫した梨の品質チェックを熱心に行っています。その肩には子どもがぴったりくっついてお手伝いしているのか、ジャマしているのか。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします

この記事を友達にシェアしよう!

カテゴリ:今日の浮世絵&写真

もっと詳しく

江戸ブログ 関連記事

江戸ブログ 最新記事

あわせて読みたい 戦国・幕末記事