十返舎一九の画像、名言、年表、子孫を徹底紹介

十返舎一九

じっぺんしゃいっく

出身: 駿河国
生年月日: 1765年0月0日
没年月日: 1831年9月12日
年齢: 満66歳没

江戸時代後期に活躍した戯作者、浮世絵師。弥次さん喜多さんコンビでおなじみの滑稽本『東海道中膝栗毛』の作者として広く知られる。本名は重田貞一、通称は与七、別号に十偏斎や酔斎など。武士の子といわれる。駿河国府中で生まれ、のち江戸へ出て武家奉公し、19歳の時に大坂へ居を移し大坂町奉行・小田切直年に仕えた。その後、浪人となり「近松余七」の名で浄瑠璃『木下蔭狭間合戦』に合作者として参加、戯作者としての道を歩み始める。再び江戸へ戻ると、敏腕プロデューサーで版元の蔦屋重三郎に寄食しつつ、黄表紙や洒落本などを書く。1802年（享和2）、滑稽本『東海道中膝栗毛』を刊行、これが大ヒットし、以降、1822年（文政5）までの21年間という驚異的な長期連載となり、一九は曲亭馬琴や山東京伝とならぶ流行作家として多忙を極めるまでになった。晩年は中風を患い67歳で他界、辞世の句「此世をばどりやおいとまにせん香とともにつひには灰左様なら」には一九らしいユーモアがあふれる。墓所は東京の浅草にある東陽院。火葬された際、死に際して一九が自ら体に仕込んでおいた花火に点火した、というエピソードは有名だが、これは創作といわれる。著書はほかに、黄表紙『心学時計草』、洒落本『恵比良之梅』、人情本『清談峯初花』、読本『深窓奇談』、滑稽本『滑稽江の島土産』など多数。

年表

活躍の軌跡。『人生の残り時間』にも注目してください。意外な発見があります。

年月日	年齢（人生の残り時間）	内容
1765年00月00日	0歳（あと66年）	十返舎一九、生まれる
1775年00月00日	10歳（あと56年）	恋川春町が『金々先生栄花夢』を刊行し、新ジャンル「黄表紙」が確立される
1802年00月00日	37歳（あと29年）	『東海道中膝栗毛』（十返舎一九作）が出版され、大ヒット。ロングセラーとなる
1831年09月12日		十返舎一九、死去

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画像

現代に遺された肖像画像（肖像画）や記念画像。ゆかりの土地や墓所・銅像などの画像も。

十返舎一九の肖像画（歌川国貞画）

エピソード・逸話

教科書には載っていない興味深いエピソードの数々。

十返舎一九のエピソード・逸話は見つかりませんでした…。

名言・辞世の句・最後の言葉

十返舎一九が語ったといわれる言葉。人柄や当時の心情が見えてきます。

「此世をばどりやおいとまにせん香とともにつひには灰左様なら」辞世の句・最後の言葉

子孫

※参考：『月刊歴史百科』創刊号（1980年）など

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博物館、史跡、銅像

ゆかりの品が展示されている主な博物館や記念館。現在でも残る墓所、縁のある土地にたてられた銅像など。

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十返舎一九を演じた俳優

大河ドラマや映画などで、さまざまなタイプの俳優が演じています。

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十返舎一九を演じた声優

ゲームやアニメなどで、声優が新たな魅力で演じています。

十返舎一九の演じた声優は見つかりませんでした…。

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