半分に切った西瓜と、長く剥かれた皮。
ただそれだけ。
それだけなのに北斎の筆にかかるとこれほどまでに妖艶で不思議な雰囲気を醸し出します。
紙から透けて見える西瓜の断面は異様なまでに生々しく、血管のようにも見えます。
上から垂れ下がる西瓜の皮もなんだか身をくねらせながら西瓜を狙う蛇のよう。
北斎78歳の頃の作品なのですが、老いてなお冴える北斎の感性が伺えます。
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本日は「スイカの日」。それにちなんで、天才の筆が描き出すえもいわれぬ西瓜を。
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