こちらは個人的にイチオシしたいイケメン江戸男子。
シャープな輪郭とキリッとした目元、スッと通った鼻筋で現代でも十分通用する正統派イケメンです。
このイケメンは、名作歌舞伎『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』に登場する梅王丸を演じる三代目市川八百蔵。
八百蔵を描いたほかの浮世絵でもイケメンなので、実際、誰が見ても間違いのないイケメンだったのでしょう。
顔の造形のよさもさることながら、全体に白と赤と黒をベースにしたこちらの役者絵は、モダンな雰囲気がおしゃれな感じで絵そのものにイケメンオーラが漂います。
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