どぉりゃああああああ!!!!
という雄叫びが画面のなかから聞こえてきそうです。
描かれているのは中国の伝奇小説『水滸伝』に登場する豪傑のひとり、魯智深(ろ ちしん)。
筋骨隆々の巨漢にして怪力の持ち主です。
国芳は、魯智深が太い松の幹を一刀両断する瞬間を描いているのですが、画面にみなぎる迫力がすさまじい。
ねじ切れる松の幹、飛び散る木っ端、盛り上がる筋肉、地面を踏みしめる足の指一本一本の力の入り具合……どこを切り取っても目をみはる表現力です。
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カテゴリ> 今日の浮世絵&写真
本日の一枚は、「武者絵の国芳」の本領発揮を感じさせる迫力。
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