該当する江戸時代の人物・偉人
亡くなった年齢でまとめることで意外な発見があります。
とくがわいえやす
戦国の三英傑のひとり(ほか、織田信長、豊臣秀吉)で江戸幕府の初代将軍。 幼名は竹千代。通称は次郎三郎。「神君」「権現様」とも呼ばれる。おもな官位は右大臣(内府)・将軍。号は東照大権現(読み方 とうしょうだいごんげん)。改名として松平元信→元康→家康→徳川家康。 戦国時代のまっただなか、岡崎城主・松平広忠の子として誕生するが、6歳の時、今川氏へ人質として送られるも今川氏と対立する織田氏の人質となる。数年後、あらためて今川氏へ人質として送られ忍従の日々を過ごす。1560年の桶狭間の戦いで今川義元が織田信長に討たれると今川氏と決別、信長と同盟を組み三河・遠江への勢力を拡大していった。信長没後、... (続きをみる)
- 徳川家康の名言
- 『人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず』
いのうただたか
江戸時代中期に活躍した測量家、商人。日本初の実測による正確な地図『大日本沿海輿地全図』(「伊能図」)を完成させたことで知られる。幼名は三治郎、通称は三郎右衛門、勘解由(かげゆ)。字は子斉、号は東河。17歳の時、下総国香取郡佐原村にある酒造家・伊能家の婿養子となり、家業の経営立て直しに尽力、米穀取引などで家産を築き、名主としても村のために活躍した。しかし、49歳の時、家業を長男に譲って隠居、50歳にして幼少から興味を持っていた天文学を本格的に学ぶため江戸へ出、当代きっての天文学者・高橋至時に弟子入りした。師の至時は忠敬より19歳も年下であったが、年上の弟子となった忠敬の勤勉さに感激し「推歩... (続きをみる)
いけだみつまさ
江戸時代前期の大名、備前岡山藩初代藩主。「江戸初期の三名君」のひとり(ほか2人は水戸藩主・徳川光圀、会津藩主・保科正之)。初名は幸隆(よしたか)、通称は新太郎、神号は「武安霊命」。姫路藩2代藩主・池田利隆と2代将軍・秀忠の養女である鶴姫の長男として誕生。池田輝政は祖父にあたる。7歳の時に父・利隆が死去し姫路42万石の藩主となったが、幼少を理由に因幡鳥取32万石に転封、その後、従弟の池田光仲との国替えにより備前岡山藩31万5千石の藩主となった。以後、光政の子孫が明治まで岡山藩を治める。岡山藩主となった光政は、陽明学者・熊沢蕃山を招き教育の充実に務め、全国初となる藩校・花畠教場や日本最古の庶... (続きをみる)
たまがわしょうえもん
いわゆる「玉川兄弟」の兄にあたる。 江戸時代前期の人物で、玉川上水の開削工事を指揮したことで知られる。急成長する江戸の町に住む市民の飲料水確保のため、神田上水に次いで開削されたのが玉川上水で、この玉川上水開削工事は1653年から54年にかけて行われた。途中、工事費用が底をつき兄弟は私費を投じて大事業を成功させた。その功により兄弟は名字帯刀を許され「玉川」の姓を名乗るようになり、200石の知行を与えられた。さらに玉川上水の管理も玉川家の世襲となり、多額の水道代を得られるようになったが、1739年に兄弟の子孫が起こした不祥事により上水管理の職は剥奪された。墓所は東京都台東区にある聖徳寺。玉... (続きをみる)
やまがたばんとう
江戸時代中期の商人、学者。本名は長谷川芳秀(よしひで)、通称は升屋小右衛門。播磨国印南郡神爪村(現・兵庫県高砂市)の農家に生まれ、13歳の時に大坂の伯父の養子となり両替商へ丁稚奉公へ出た。しかし本の虫だった蟠桃は役に立たないとして解雇、その後、同業の升屋平右衛門に拾われ、主人が学問好きだったことから蟠桃も大坂学問所の「懐徳堂」に入門し、儒学者の中井竹山と弟・中井履軒に儒学を学んだ。また、天文学者・麻田剛立の私塾「先事館」で天文学を学んだ。長じて番頭となると商才を発揮、傾いていた升屋を再建させた。さらに仙台藩の依頼を受け、仙台藩の財政再建にも成功した。敏腕ビジネスマンとして活躍する一方、精... (続きをみる)
- 山片蟠桃の名言
- 『神ほとけ 化け物もなし 世の中に 奇妙不思議の ことはなおなし』
たかみせんせき
江戸時代後期の武士、蘭学者。下総国古河藩の家老を務めた。名は忠常、通称は又蔵、十郎左衛門、字は伯直、号はほかに楓所(ふうしょ)、泰西堂、可琴軒(かきんけん)。また、西洋名としてヤン・ヘンドリック・ダップルを用いた。古河藩の御使番役・鷹見忠徳の子として古河城下にて生まれ、藩主・土井利厚と利位(としつら)の2代にわたって仕えた。「土井の鷹見か、鷹見の土井か」といわれたほど泉石の手腕は優れ、藩財政の建て直しをはじめ、藩主・利位の大坂城代時代には「大塩平八郎の乱」を平定している。また、対外危機意識の高まる時勢にあって早くから国際事情に関心を持ち、蘭学、地理、歴史、天文学、兵学、博物学など幅広い知... (続きをみる)
ほそいへいしゅう
江戸時代中期から後期の折衷学派の儒学者。名君として名高い米沢藩主・上杉鷹山(治憲)の師として知られる。本姓は紀氏、諱は徳民、一般に知られる平洲は号で、号はほかに如来山人、通称は甚三郎、字は世馨。尾張国知多郡平島村(現・愛知県東海市)の豪農の家に生まれ、幼い頃から学問に励み、名古屋の折衷学派の実学者・中西淡淵に師事した。長崎に遊学後、江戸で私塾「嚶鳴館(おうめいかん)」を開き身分を問わず学問を教えた。45歳の頃、まだ江戸にいた上杉鷹山の師となり、鷹山が米沢藩主に就任し藩政改革に着手すると平洲は鷹山に助言を与えたり、藩校「興譲館」の創設に尽力するなど(校名の命名者も平洲)活躍した。53歳の時... (続きをみる)
- 細井平洲の名言
- 『勇なるかな 勇なるかな 勇にあらずして なにをもって行なわんや』
Image
はしもとそうきち
江戸時代後期の蘭方医、蘭学者。初名は直政のち鄭、字は伯敏、号は曇斎。出身は摂津国という説もある。江戸時代を代表する蘭学者・大槻玄沢の弟子で、稲村三伯、宇田川玄真、山村才助とともに「芝蘭堂の四天王」と呼ばれた。阿波に生まれ、大坂で傘職人をしていたが、京の蘭方医・小石元俊と天文学者・間重富に学才を見出され江戸へ出ると、大槻玄沢の私塾「芝蘭堂」に入門、わずか4ヶ月で4万語のオランダ語を習得したといわれる。その後、大坂に戻り医院と蘭学塾を兼ねた「絲漢堂(しかんどう)」を開き、大坂蘭学の中心人物として大坂における蘭学振興の基礎を築いた。エレキテル研究でも知られ、『阿蘭陀エレキテル究理原』という著書... (続きをみる)
Image
かなもりそうわ
江戸時代前期の茶人、武士。今日まで続く茶道「宗和流」の祖。名は重近(しげちか)。戦国武将でのちの飛騨高山藩主・金森可重の長男として生まれた。「大坂の陣」に際して徳川方に味方する父を批判したことから勘当され、母とともに京へ移住、大徳寺で禅を学び剃髪すると「宗和」と号した。祖父・金森長近は古田織部の弟子、父・可重は千利休の子である千道安の弟子と代々茶の湯に通じていたことから、宗和もやがて茶人として活躍するようになった。やわらかで明るく優美な茶風は「姫宗和」と呼ばれ、後水尾天皇の中宮・東福門院をはじめ京の公家たちに愛され、3代将軍・徳川家光にも招かれた。また、名陶工・野々村仁清を見出し、その作... (続きをみる)
江戸ガイドとは
江戸をもっと身近に感じられるように。画像とか名言、子孫をいろいろ紹介。江戸をもっと深く知る
- 人物の子孫
- 現代に続いているあの人物達の血縁
- 話題・タグ
- 話題ごとに江戸の人物や名言をまとめて見る
- 出身国
- 出身別にみるとわかる江戸の有名人達の共通点
- 今日は何の日?
- 生まれた・亡くなった人物/偉人を日付別にみる
- 亡くなった年齢
- 亡くなった年齢ごとに人物/偉人を見る
- エピソード
- 教科書には載ってなかった偉人の意外な一面
- 博物館・史跡・銅像
- 有名な事件・出来事が起こった場所
- 大河ドラマ・映画・ドラマ
- 江戸をテーマにした映像作品
- 江戸作品 出演俳優
- イメージ通りの人物を演じた俳優たち
- アニメ・ゲーム
- アニメ・ゲームで見つかる江戸の新たな魅力
- 江戸作品 出演声優
- 人物の新たな魅力を演じる声優たち
江戸ガイドブログ最新記事
- 3月16日:
- 江戸時代の有名絵師による厄除け絵がパワフルでユーモア【ご利益ありそう】
- 3月15日:
- 【画像あり】江戸時代に大流行した感染症。人々は疱瘡やコレラにどう立ち向かった?
- 12月28日:
- 江戸時代の人気記事 2019年ランキング!春画や遊女の人気高し!
- 12月16日:
- 【画像あり】傑作しかない。大浮世絵展を観てきました!【大混雑】
- 10月14日:
- 奇想の絵師・歌川国芳と娘たちの浮世絵展覧会に行ってきた!
- 10月12日:
- 江戸時代に大被害をもたらした超大型台風『安政の台風』とは?
- 10月12日:
- 幕末江戸を襲った台風 今日の一枚 #61
- 10月6日:
- 話題の実写映画『春画と日本人』を観てきました
- 8月21日:
- 文明開化の水しぶき 今日の一枚 #60
- 8月20日:
- ネコ、ネコ、ネコ! ネコだらけ! 今日の一枚 #59
- 8月19日:
- ゆるキャラになった芭蕉十哲 今日の一枚 #58
- 8月17日:
- 花に囲まれて 今日の一枚 #57
- 8月16日:
- リスのつぶらな瞳が超キュート 今日の一枚 #56
- 8月15日:
- ちょいと大根おろししておくれ 今日の一枚 #55
- 8月14日:
- もう一枚の北斎美人画 今日の一枚 #54
他の時代を知る
- 戦国ガイド
- 戦国時代の武将/大名・名言・画像・子孫を網羅した総合サイト
- 幕末ガイド
- 幕末志士の写真・子孫・名言を徹底紹介した幕末総合サイト
- 明治ガイド
- 明治時代の人物・名言・画像を網羅した総合サイト
- 大正ガイド
- 大正時代の人物・名言・子孫を網羅した総合サイト
- 昭和ガイド
- 昭和の人物・名言・名作を網羅した総合サイト
- 平成ガイド
- 平成の人物・名言・名作を網羅した総合サイト