該当する江戸時代の人物・偉人
亡くなった年齢でまとめることで意外な発見があります。
やなぎさわよしやす
江戸時代前期の譜代大名。5代将軍・徳川綱吉の側用人。初名は房安、通称は弥太郎。上野国館林藩士・柳沢安忠の長男として江戸の市ヶ谷にて生まれる。6歳の時に当時、館林藩主だった綱吉に初めて謁見、家督を相続後、綱吉の家臣となった。綱吉が兄で4代将軍・家綱の後継者として江戸城入りすると、吉保も幕臣となり、以後、綱吉の寵愛を受け徐々に出世していく。吉保は、将軍親政のため綱吉が新設した「側用人」となり綱吉の右腕として活躍、1694年には武蔵国川越藩7万石の藩主となった。さらにその後、甲府徳川家の綱豊(のちの家宣)が綱吉の将軍後継となると、綱豊の後任として甲斐国甲府城と駿河国にも所領を与えられ15万石の... (続きをみる)
さんとうきょうでん
江戸時代後期に活躍した戯作者、浮世絵師。本名は岩瀬醒(さむる)。初名は田臧(のぶよし)、幼名は甚太郎、通称は京屋伝蔵または田蔵。号は京伝のほかに、山東庵、山東窟、山東軒、珊洞散士、鼯鼠翁、臍下逸人、洛橋陳人、甘谷、菊亭、菊軒、菊花亭。狂歌での号は身軽折輔。江戸は深川で質屋を営む岩瀬伝左衛門の長男として生まれる。弟はのちに山東京山の名で合巻作者として活躍した。京伝は若い頃から遊び人で、のち、遊女を妻として迎えている。14歳の時に浮世絵師・北尾重政に浮世絵を学び、以後、「北尾政演(まさのぶ)」の名で戯作・狂言本などに挿絵を描くように。黄表紙『御存商売物(ごぞんじしょうばいもの)』『江戸生艶気... (続きをみる)
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とときばいがい
江戸時代中期の南画家、儒学者。姓は十時、名は業のち賜(しゃく)、字は季長のち子羽、通称は半蔵。号はほかに顧亭、清夢軒、天臨閣。儒学を伊藤東所、書を趙陶斎、絵を皆川淇園や池大雅に学んだ。また和歌を小沢蘆庵に学び、同門に小説家・上田秋成がいた。一時、伊勢国長島藩に藩儒として仕え、藩校「文礼館」の再興に尽力した。長崎に遊学。隠居後は大坂に住み、書画会や煎茶会にも参加。文人・大田南畝との交流も有名。酒を愛し、磊落でユーモアにあふれた人物だったという。墓所は大阪市天王寺区寺町にある正念寺。著書に『清夢録』、作品に「山水図屏風」「倣大雅山水図」。梅厓の伝記として『十時梅厓先生傳』(苗村芳橘ほか著)がある。 (続きをみる)
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やなぎさわきえん
江戸時代中期の武士、文人画家、漢詩人。服部南郭、祇園南海、彭城百川らとともに日本文人画の先駆とされる。幼名は権之助、名ははじめ貞貴、元服後に里恭(さととも)、のち中国風に「柳里恭(りゅうりきょう)」と好んで名乗ったという。号はほかに竹渓、玉桂。甲斐国甲府藩主・柳沢吉保の筆頭家老の家に生まれ、幼い頃から藩邸でエリート教育を受けた。吉保の子で主君の吉里からの信頼もあつく、柳沢姓を許され、元服後に名乗った「里恭」も吉里から一字拝領したものである。藩の転封に従い大和国郡山へ移住、有能な家臣として勤めた。生来、多芸多才だった淇園は書画をはじめ、詩文、篆刻、煎茶、音楽、医学、国学、仏教、武術など諸芸... (続きをみる)
みうらあんじん
江戸時代初期に徳川家康に外交顧問として仕えたイギリス人航海士、貿易家。本名はウィリアム・アダムス。「三浦按針(みうらあんじん)」は日本名で「三浦郡逸見(へみ)村に住む水先案内人」という意味。1600年(慶長5)4月29日、アダムスが乗船したオランダの商船「リーフデ号」が豊後国臼杵に漂着、当時、五大老首座だった徳川家康と会見した。家康の信任を得たアダムスは家康に招かれ江戸へ行くと、外交顧問として外交交渉などの際に助言を行った。また、数学や天文学、航海術などを家康やその側近たちに教授したともいわれる。さらに船大工だった経験を買われ、伊豆国伊東に造られた造船ドックにて西洋式帆船や大型船舶の建造... (続きをみる)
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だてあき
江戸時代前期の武士、陸奥国遠田郡湧谷の領主。江戸時代における「三大御家騒動」のひとつ「伊達騒動」の中心人物のひとり。「安芸」は通称で、名は宗重。幼名は虎松丸、天童頼長、伊達宗重と改名した。別名は安芸のほかに信濃、甲斐、碧山。「伊達騒動」では、まだ2歳の4代藩主・伊達綱村の後見人・伊達兵部(宗勝)とその一派である家老・原田甲斐(宗輔)らの専横を警戒し、兵部に諫言するが聞き入れられなかった。さらに藩内では毒殺未遂事件が起きるなど家中は混乱していた。反兵部派の筆頭として安芸は仙台藩安定のため、兵部らの非を幕府に訴え出る。これにより幕府大老・酒井忠清の屋敷に関係者が集められ詮議が行われたが、この... (続きをみる)
はらそうえもん
江戸時代前期の武士、赤穂浪士四十七士のひとり。惣右衛門は通称で、名は元辰(もととき)。弟の岡島八十右衛門も四十七士のひとり。米沢藩上杉家の浪人・原定辰の子として生まれ、赤穂藩に仕官した。1701年(元禄14)に主君・浅野長矩が江戸城にて吉良義央に刃傷に及んだ際には伝奏屋敷に詰めており、その夜、主君・長矩の切腹などを伝える第二の使者として大石瀬左衛門信清とともに赤穂へ出発、5日後には家老・大石内蔵助に伝える大役を果たした。赤穂城明け渡し後は大石内蔵助の補佐として活躍、江戸に出てからは「和田元真」の変名を使い吉良邸討ち入り作戦の立案にあたった。討ち入り当日は弟の岡島八十右衛門とともに表門隊に... (続きをみる)
- 原惣右衛門の名言
- 『かねてより 君と母とに 知らせんと 人より急ぐ 死出の山路』
おぎわらしげひで
江戸時代中期の旗本。通称は彦次郎、五左衛門。官位は従五位下、近江守。幕府旗本・荻原種重の子として江戸に生まれ、17歳の時に勘定所の一員となった。五畿内検地で功をあげ頭角を現すと、26歳の若さで勘定組頭に昇格、その後もスピード出世を果たし勘定吟味役に就任、さらに佐渡奉行も兼任し佐渡金山の再開発を任され生産量を回復させた。数々の功績を評価され勘定所のトップである勘定奉行に就任すると、幕府の財政改革の実質的主導者となり、貨幣改鋳(元禄金銀)を指揮したほか長崎貿易の改革などを行った。5代将軍・徳川綱吉の治世下で大活躍した重秀は6代将軍・家宣にも頼りにされたが、政治顧問・新井白石から憎まれ弾劾され... (続きをみる)
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