該当する江戸時代の人物・偉人
亡くなった年齢でまとめることで意外な発見があります。
とくがわいえなり
江戸幕府の11代将軍。幼名は豊千代。御三卿のひとつ、一橋家当主・一橋治済の長男として生まれる。10代将軍・家治に世継ぎがいなかったため養子となり、家治の急死後、15歳で将軍の座に就いた。就任後、家治時代に権勢を振るった田沼意次を罷免し、かわって白川藩主・松平定信を老中首座に任命した。定信は「寛政の改革」を断行し、幕府財政立て直しを図ったがあまりに厳格だったため、家斉は定信を罷免した。その後、側用人・水野忠成を老中首座につけ贅沢三昧の生活を送るようになり、財政は困窮、政治も腐敗していった。50年もの長きにわたり将軍の座にあり続け、さらに将軍職を次男・家慶に譲ってのちも大御所として権力を持ち... (続きをみる)
とくがわむねはる
江戸時代中期の大名で、徳川御三家のひとつ尾張徳川家7代当主にして尾張藩7代藩主。幼名は萬五郎、初名は通春、通称は求馬。尾張藩3代藩主・徳川綱誠の二十男として名古屋にて生まれる。梁川藩3万石の藩主となるが、兄で尾張藩6代藩主・継友が急死したため、宗春が7代当主となった。7代藩主となった宗春は名古屋入りの際、鼈甲の唐人笠をかぶり黒ずくめの衣装で漆黒な馬にまたがるという奇抜ないでたちをし、同行する家臣も華麗な衣装をまとったという。宗春は、遊郭の設置や芝居小屋の増設など風俗・娯楽の開放政策をとり、また、商工業の振興と発展に尽力するなど積極的な経済成長政策を行った。そのため名古屋は急速に大都市へと... (続きをみる)
ひらたあつたね
江戸時代後期の国学者、神道家、思想家、医者。復古神道(古道学)の大成者で、荷田春満(かだのあずままろ)、賀茂真淵、本居宣長とともに「国学四大人(しうし)」のひとりに数えられる。幼名は正吉、通称は半兵衛、元服後は胤行のち篤胤、号は気吹舎(いぶきのや)、医者として「玄琢」を名乗った。出羽国久保田藩の大番組頭・大和田清兵衛祚胤の子として、久保田城下の下谷地町(現・秋田市)にて生まれる。20歳の時に江戸へ出て、25歳の時、山鹿流兵学者・平田篤穏(あつやす)の養子となった。国学者・本居宣長に夢のなかで弟子入りしたといい、「没後の門人」を称する。宣長による『古事記』や『万葉集』などの研究から神道を学... (続きをみる)
- 平田篤胤の名言
- 『思ふこと 一つも神に つとめ終えず 今日やまかるか あたらこの世を』
さかいほういつ
江戸時代後期の絵師、俳人。「江戸琳派」の創始者で、俵屋宗達、尾形光琳に続く琳派の代表的な絵師として有名。本名は忠因(ただなお)、幼名は善次、通称は栄八、字は暉真(きしん)。号はほかに屠牛、狗禅、鶯村、雨華庵、軽挙道人、庭柏子、溟々居、楓窓など。俳号は杜陵(綾)、狂歌名は尻焼猿人(しりやきのさるんど)。姫路藩主・酒井忠仰(ただもち)の子として江戸は神田小川町にある姫路藩別邸にて生まれる。酒井家は文芸を愛する家風があり、兄・酒井忠以(ただざね)も多趣味な大名茶人で、抱一も若い頃から風雅文芸の道に親しみながら奔放な生活を送った。兄・忠以が没すると出家し、武家の身分から開放され文芸の道に専念、谷... (続きをみる)
まつだいらふまい
江戸時代中期から後期の大名、出雲国松江藩の7代藩主。茶道「不昧流」の祖で、江戸時代を代表する茶人として名高い。一般に知られる「不昧」は号で、名は治郷(はるさと)。幼名は鶴太郎、のち治好(はるたか)。号はほかに斗門、蘭室、笠沢(りゅうたく)など多数。6代藩主・松平宗衍(むねのぶ)の子として生まれ、父が隠居すると家督を継ぎ7代藩主となった。当時の松江藩は財政が破綻しており、「おそらく藩は滅亡するであろう」と噂されるほどの惨状にあった。そこで不昧は家老・朝日丹波茂保(しげやす)を右腕とし藩政改革に着手、徹底的な倹約、治水と新田開発の推進、鉄・紙・薬用人参(朝鮮人参)など商品価値の高い特産品を生... (続きをみる)
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おやまげんごえもん
江戸時代前期の武士、播磨国赤穂藩浅野家の家臣。赤穂浪士四十七士のリーダー大石内蔵助の叔父にあたる。浅野長直、内匠頭長矩と2代に仕え、長矩が刃傷事件を起こしてからは大石内蔵助派として行動し、早くから義盟にも参加した。しかし浅野家再興が絶望的になり仇討ち路線が決定すると、源五右衛門は脱盟した。時を同じくして内蔵助の大叔父・進藤源四郎も脱盟しており、親族から2人も脱盟者が出た内蔵助は2人に再考を促したが、脱盟の意志は固かった。源五右衛門は赤穂浪士四十七士が討ち入りを成功させたあと、剃髪し京の山城に隠棲した。墓所は京の紫野にある瑞光院。 (続きをみる)
おおいしりく
江戸時代前期の女性。「赤穂事件」における赤穂浪士四十七士のリーダー大石内蔵助の妻として知られる。非常に大柄だったといわれ身長は6尺(約180cm)あったとも。但馬国豊岡藩京極家の家老・石束毎公の長女として、但馬国豊岡(現・兵庫県豊岡市)にて生まれた。18歳の時に播磨国赤穂藩浅野家の筆頭家老・大石内蔵助と結婚し、長男・松之丞(のちの大石主税良金)をはじめ2男2女をもうけた。内蔵助の主君・浅野内匠頭長矩が江戸城で刃傷事件を起こし切腹、お家断絶、赤穂城開城となると、りくは4人の子どもたちと一時、豊岡の実家へ戻った。その後、内蔵助が京の山科に居を構えるとりくも山科へ移住した。しかし、討ち入りの方... (続きをみる)
げっこういん
徳川幕府6代将軍・徳川家宣の側室、7代将軍・家継の生母。本名は勝田輝子、側室としての名はお喜世(きよ)の方、左京の局。もと加賀藩士で浅草の住職の娘として生まれた。甲斐国甲府藩主時代の徳川綱豊(のちの6代将軍・家宣)に仕え、才色兼備だった月光院はやがて綱豊から寵愛を受けるようになり、綱豊が6代将軍・家宣となり世継ぎとなる男児(鍋松、のちの7代将軍・家継)を生むと、月光院は大奥で絶大な権力を持つようになった。夫である家宣が死去すると落飾し「月光院」と号したが、実子の家継が7代将軍となったことでさらに大奥での権力は大きなものとなった。「絵島生島事件」で処罰された大奥御年寄の絵島は月光院の右腕と... (続きをみる)
たけひめ
江戸時代中期の女性で、薩摩藩5代藩主・島津継豊の後妻。徳川幕府5代将軍・徳川綱吉および8代将軍・徳川吉宗の養女。公家・清閑寺熙定(せいかんじひろさだ)の娘として京に生まれたが、父の姉妹で5代将軍・綱吉の側室である寿光院とひとり娘を亡くしたばかりの綱吉に請われ養女となり江戸城へ入った。将軍の側室が養女をとるのはきわめて異例。将軍の娘となった竹姫はすぐに会津藩主の嫡子と婚約したが婚約者が早世、続いて有栖川宮正仁親王と婚約したがまたしても婚約者に先立たれてしまう。その後、正室を亡くしていた8代将軍・吉宗に正室として望まれたが、亡き6代将軍・家宣の正室だった天英院が「仮にも吉宗にとって大叔母にあ... (続きをみる)
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