該当する江戸時代の人物・偉人
亡くなった年齢でまとめることで意外な発見があります。
かつしかほくさい
江戸時代後期を浮世絵師で化政文化を代表するひとり。姓は川村、幼名は時太郎、のち鉄蔵と名乗る。通称は中島八右衛門。画号は「春朗」をはじめ「宗理」「北斎」「戴斗」「画狂人」「卍」など30以上もある。森羅万象を画題に生涯で3万点を超える作品を生み出し、その名は世界的に知られ、1999年にはアメリカの雑誌『ライフ』の「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」で、日本人として唯一86位にランクインした。貧農の家に生まれ、鏡磨師の中島伊勢の養子となったが、その後、家を出て貸本屋の丁稚、木版彫刻師の徒弟などを経る。18歳頃、浮世絵師・勝川春章の門下となり絵を学ぶが飽き足らず、狩野派や... (続きをみる)
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あんらくあんさくでん
戦国時代から江戸時代にかけての浄土宗西山深草派の僧で、「落語の祖」ともいわれる。俗名は平林平太夫、諱は日快、号は醒翁、「策伝」は道号。美濃の戦国武将・金森定近を父に、飛騨高山城主・金森長近を兄に持つ。幼くして美濃にある浄音寺にて出家し、その後、京で学んだ。42歳の時に美濃に戻り浄音寺の25世住持となり、ここで17年を過ごしたのち、京の誓願寺55世法主となった。隠居後は茶室「安楽庵」で余生を過ごしたという。墓所は京都市中京区にある誓願寺。策伝は説教の講釈が非常に巧みで、“笑い”を取り入れることで字の読めない庶民にも楽しくわかりやすく仏教の教えを説いた。京都所司代・板倉重宗の依頼により長い年... (続きをみる)
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ばいさおう
江戸時代中期の黄檗宗の僧。「煎茶の中興の祖」「茶神」として知られる。本名は柴山元昭、幼名は菊泉、法名は月海、還俗後は高遊外(こうゆうがい)とも称した。肥前国蓮池の領主・鍋島家に仕える御殿医の父・柴山杢之進の子として、肥前国蓮池道畹(現・佐賀県佐賀市)にて生まれる。11歳で出家すると黄檗宗の禅僧となり諸国を巡り修行に励んだ。煎茶の知識は長崎で学んだという。60歳を過ぎてから京の鴨川のほとりに“日本初の喫茶店”ともいわれる茶店「通仙亭」を構え、客に煎茶をふるまいながら禅を講じた。70歳の時、還俗すると高氏を称し、遊外を号した。以後、「売茶翁」と呼ばれながら自ら茶道具を背負い煎茶を売り続け、上... (続きをみる)
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ラザフォードオールコック
イギリス人外交官、初代駐日総領事。ロンドンの郊外で生まれ、はじめ医師をしたがのちに外交官に転じた。極東に興味を抱くようになり、上海、広東の領事を経て1859年(安政6)に初代駐日総領事に就任、高輪の東禅寺にイギリス総領事を開いた。1861年(文久元)の「第一次東禅寺事件」では水戸脱藩浪士に襲撃され危うく難を逃れたが、オールコックは幕府に厳重抗議を行い、以後、横浜にイギリス艦隊が常駐するようになった。一時帰国ののち再び日本に帰任、オールコックが不在の間に「第二次東禅寺事件」「生麦事件」などが起こっており日本国内の攘夷の機運が非常に高まっていた。これを危険に思ったオールコックは日本に攘夷が不... (続きをみる)
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みょうかいに
江戸時代前期から中期の女性。「赤穂事件」から30年以上もたった頃、赤穂浪士四十七士のひとりとして名高い「堀部安兵衛の妻」を自称し、赤穂浪士たちの眠る高輪の泉岳寺近くに庵を結び、安兵衛の墓を参拝したり、訪れた人に義士たちの話を物語ったという。人々は本物の遺族と思い込み、お布施をする人が続出したという。また、丹波国篠山藩士の佐治為綱という人物は、妙海尼を訪ねその話を『妙海語』という本にまでまとめている。しかし、安兵衛の本物の妻(堀部ほり)は、すでに肥後国熊本で死去しており、妙海尼は偽者である。その正体は堀部家の女中だったのではないかともいわれるが真相は不明。ただ、妙海尼は死去するまで安兵衛の... (続きをみる)
おがわしょうせん
江戸時代中期の町医者、漢方医。山本周五郎の小説『赤ひげ診療譚』の主人公「赤ひげ先生」のモデルとしても知られる。8代将軍・徳川吉宗の治世、設置された目安箱に貧困者や身寄りのない弱者のための施薬院を設置することを求める意見書を投書したところ、吉宗の目に留まり、検討を命じられた南町奉行・大岡忠相から呼び出され構想を聞かれ、すぐさま施薬院設置が着手された。そして意見書を出した同年末に小石川の幕府薬園内に施薬院が解説され「養生所」と名づけられ、笙船は肝煎(所長)に任ぜられた。以後、笙船の子孫が肝煎を世襲した。隠居後は金沢へ移住したが、病をわずらい江戸へ戻り江戸で没した。墓所は東京都豊島区にある雑司... (続きをみる)
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