江戸時代にも人面犬ブーム!?
覚えている方も多いでしょう、90年代はじめに巻き起こった「人面犬ブーム」を。懐かしいですね。
しかし、この人面犬、なんと江戸時代にもいたのです。こちらは『街談文々集要』に描かれたもので、それによれば江戸は田戸町であるメス犬が生んだ子犬のうち1匹が人間にそっくりだった、とか。
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数匹いますが、このなかでどれが人面犬かというと、
こちらですね。
どの子犬も人面に見えるじゃないか、というツッコミはなしで。それで、この噂を聞きつけた興行師が見世物としてこの人面犬を出したところ大人気になったとか。
コワおもしろい? 子どもさらい怪獣、撃ち取ったり!
不気味な怪獣発見のニュースを伝える瓦版。
記事によれば、1782年(天明2)、会津磐梯山で鉄砲名人が撃ち取ったという。会津ではここ数年、子どもが何人も行方不明になっており、この怪獣が犯人ではないかという。
怪獣の背丈はおよそ150cm弱、口は耳まで裂け、鼻はくちばしのように長く、全体は潰れたヒキガエルのようで毛に覆われ、5m以上もの長い尻尾があり、手足には水かきがあったとか。
とにもかくにも非常に不気味だったとありますが、絵からはなんとなくユーモアも感じられるところが楽しい。
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殺傷能力はんぱない!
1643年(天保14)、印旛沼の工事中に突如、謎の幻獣が現れました! その幻獣は光とともに出現し、一瞬のうちに13人が即死したと伝えられています。ま、まじですか……